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EXIT DESIGN (for a blog)

ブログ。

そんなこんなで勢いで昔の短編をアップしてみたタナカさんです。

しかし、ブログというものは何気にこういうものをあげるのに向いているのかも、と思った次第です。編集も楽だし、管理も楽だし。短編だから、かもしれませんが。

ちょっとずつ書いたりもできそうだし。

日記を書くにも筆不精になりがちなタナカさんとしては(単に書くことがない)更新するいい手立てかもしれないなどとできもしないことを夢見てしまう今日この頃です。

書き溜めてある長編をブロック単位(1章を何回かに分けて)で更新するだけでも結構もつんじゃないか??などとただ楽をして更新したいだけということには気づかなかったことにしておきます。

…いや、ね、文章を書くことはそれで心の浄化作業になるわけですよ。
そういった構造についてちょっと触れている自己最高傑作(というか唯一本気で最後まで書き上げたちゃんとした長編)でもここにあげる…かも。というか、本当はその続編を書こう書こうと思いつつ、長らく止まっているので自分のけつを叩く意味でそうしてみてもいいかなーなどと思ったわけです(これが本音)。
ちゃんと書けてるんで、自分の手元だけに置いておくのもなんかもったいない気もするし。

いや、そんな大層なもんでもありませんが。

それとは別に、論文もこのサイト内にあげようかなーとも企画中。
コンテンツ作る前にちゃんとデザインしなさいという声は…取りあえず無視。

死を愛でる春

 春の海辺に一本の桜が咲いた。果かなく散ることを運命付けられた桜だ。
 桜から二十メートルほど離れたところから砂浜が広がっていた。不思議な光景だった。
 僕は静かに桜の袂を離れ、砂浜の方へと歩を進めた。砂浜と草地の境界線は風で撒き散らされた白砂のため見た目には不明瞭だったが、肌を剥き出しにした足が敏感にその感触の違いを踏み分けた。僕はその境界線上にひっそりと立ち止まった。
「ここが臨界点」
 僕は声に出してそう言った。
 目を瞑ると全ての感覚が足の裏へと集約されていく。そのまま足の感覚だけを頼りに境界線を辿る。境界線は決して真直ぐではないし、目を瞑った僕は平衡感覚を失い、思うように歩くことが出来なかった。それでも一歩一歩、歩みを確かめながら進み続ける。暫く歩いているとその作業にも慣れ、歩みの速度は徐々に増していく。そして暫く進んだところで再び立ち止まった。閉じられた目の役割をも担った素足が、微妙な感触の変化を感じ取ったからだ。
 目を開くと足元には一筋の細い影が射していた。右手には広い砂浜、そしてその先には広大な海が広がっている。左手には気持ちばかりの野原が広がっていた。僕は足元の影を目で辿ってみることにした。陽は僕の左後方から射していた。海側に伸びた影は僕の足元を通過し、砂浜の半ばでその存在を途切らせていた。その存在は僕の影を乗せて必死に海へと身を捩じらせていた。僕はその影を助けたいと思ったけど、何も出来ないことはわかっていた。僕が境界線から離れて、自分の影を使って影自体の長さを補助することは出来ただろうけれど、それでも海に届くことがないことは目に見えていた。それに、僕の影はそんなに強くないのだ。そのことを確認するように自分の影を見つめると、影は僕に語りかけた。
「そう、俺はそんなに強くない。誰かを支えたり助けたり出来るほどの強さは持ち合わせてない。なぜならば俺はお前の影に過ぎないから。お前がもっと強く望む力を持てば俺だってもっと強くいられるのかもしれない。けれど、少なくとも今の俺にはたいした力はないんだ。残念なことだけどな」
 僕はひとこと、いいんだ、とだけ言い返して、海を眺めた。そこに果ては見当たらなかった。どこまでも続いているように思えた。
「なあ、勘違いしないでくれよ」と影は言った。「俺は別にお前のことを責めてるわけじゃないんだぜ。お前は精一杯やってるよ。どちらかと言えば俺はお前に感謝してるんだ。お前の影でよかったと思ってる。でもな、時にはやりきれない時だってある。俺だって必死なんだ。どうしようもなくなる時だってある。だから時にはきつい言葉を吐いてしまうこともあるかもしれない。俺が意図しようと、しまいと、お前の琴線に触れてしまうことだってあるかもしれない。でもな、それだって仕方がないんだ。そうなってしまう時だってある。それに、俺にだって少しぐらいお前のことを揶揄する権利ぐらいはある」
 僕は黙って頷き、微笑んだ。
「僕も感謝してるよ。君が僕の影でよかった」
 その言葉に影は少し照れたようだったけど、何も言葉は返してこなかった。
 僕は歩んできた道を振り返ってみた。曲がりくねった境界線。その果てから二十メートルほど先のところで、桜の花弁が舞い散っていた。
 僕はまた影と二人で歩み出した。

読書。

漸く京極先生の分冊文庫版の最新刊が出たの読み出したタナカさんです。こんばんわ。

今日昼を食っているときにちょっと話題に上がった話で、「小学校のころの読書感想文」って云うのがあったのですが、あれって何を書くものなんでしょうね?

…というか、小学生にいったい何を求めるものなのかと。

本を読むのは好きな方なんですが(小説もですが、修士号持ってるだけあって哲学書やら何やらまで読んだりしますし)、小学生の頃どうだったかというと、特別好きでもなかったし、所謂ライトノベル的なものは別にして、大して理解して読むことはできなかった様に思うわけです。

覚えている限りで小学校のときの課題図書で読んだのが「銀河鉄道の夜」、中学校のときが「人はなんで生きるか」だったわけですが、当時の自分がそれらをちゃんと理解して読めていたかというと甚だ疑問です。というか、本当の読書体験にはある程度の経験則も必要ですし、「自分が求めて読む」ということがさらに重要なのだと思うのです。

とまあ、そんなこんなで何が言いたいかといえば、読書感想文って、もっと自由であるべきなのかなーということです。強要されて読んでも身につくものは少ないし、本当の読書体験は得られないのではないか、と。何でもいいから読んで、単純に思ったことを書き記す。文字数指定とかもなし。そうすればもっと本を読むことの愉しみを理解できる確率もあがるんじゃないかと。

…まあ実際今の教育体制がどう変わっているかとか知らないんで、ただの思いつきですが。

まあ話のついでですが、過去に個人的にステキな読書体験をできた本(要は好きな本)をちょろっと紹介。新旧気にせずな感じで適当に。読んだことないって云う人には一応お薦めということで。

村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』
京極夏彦『絡新婦の理』
飯田譲治・梓河人『アナン、』
伊坂幸太郎『重力ピエロ』
石田衣良『娼年』
白石一文『私という運命について』

まあ他にも好きなものはありますが、取りあえずこんなところで。
そのうちレビューとかもちゃんと書こうかな…書いてるやつも結構適当に書きっぱなしなので。
http://booklog.jp/users/exitdesign

しかし、せっかくサイトをこさえたのに何もしないのも勿体無いので、この場を用いてまた久しぶりにカキモノをアップしてみようかなーなどと思う今日この頃です。何気に数多くある趣味のひとつが物語を紡ぐことだったりするので。

…小手調べに昔書いたのでもちょっと手を入れてあげる…かも。

靖国問題。

どうも。日本の将来を背負って立つほどでもないけどそれなりに憂慮くらいしてもいいかなと思う、夏休みに入ったタナカさんです。

さて、表題の件。
いろいろ特番とかやってたりしましたが、個人的に思ったのは、そもそも神道の教えとか特長とかってもっと詳しく理解しようとはしないの?ということ。

まあかく云いつつも別段詳しくもなんともないんですが、分祀できるできないの水掛け論じゃなくて、具体的にどういう宗教的規則で神を祭ってるのかとか、そこらへんを話そうとしないのはなぜ? 諸外国に日本独特の宗教だという前にそもそもどういう宗教なのか自分たちも理解してないんじゃないかと思う次第で。

個人的に思うのは、御霊信仰ってそもそも高位の犯罪者(反逆者)こそ祀るものだったような。。荒ぶる神の御霊を鎮めるために。いや、まあホント素人考えだし、特に靖国の特性とかそんなに詳しくもないし、調べてもいないんでナニですけど、戦没者の慰霊の意味もあるけど、同時に戦犯者に関しては怨霊を祭り上げて守護霊へと転換するための儀こそ必要なんじゃないかと思ったりもするわけですわ、中途半端な神道知識から考察するに。

何はともあれ、参拝するしない、分祀できるできないの問題じゃないような…。

違いますかねぇ?

などと思ったりするわけですよ。



…をっ、なんか真面目っぽい。
これでタナカさんの知的に見える度もかなり上がったはず ( ̄ー ̄)ニヤリッ

サマソ06。

そんなこんなで今年はサマーをソニックしてきて、日焼けしてしまったと噂のタナカさんです。こんにちわ。

そんなこんなでドメインとってここで何をやるのかもあやふやな感じではありますが、掲示板やらBLOGやらを導入してみたり、ほんと導入しただけでデザインも何も考えてなかったり、超デフォルト状態だったりするわけですが、アメニモマケズ、カゼニモマケズ、の精神でのんびりサイト構築して行こうと誓う今日この頃であります。

まあコレは所謂日記と言うものらしいので、しかも一発目と言う、非常に大事な、入魂の一発を要求されるものらしい…わけですが、そこはやはり適当に流しつつ、レポでもなく、何見たかリストだけ書いてみようのコーナースタートです。

12日
JOHNNY BOY(後方で適当に)
65DAYS OF STATIC(いいライブだ!)
THE CARDIGANS(途中からちょろっと)
DANIEL POWTER(くるりのポジション取りのためだけど以外に楽しめた)
くるり(やっぱくるりのライブはイイ!)
METALLICA(最初だけちょろっと)
THE CHARLATANS(最後だけちょろっと)
DAFT PUNK(最高!!)

13日
WHIRLWIND HEAT(最後だけちょろっと)
MUM DJ SET(正直意味不明でした)
クラムボン(最初だけちょろっと)
BEACH CRUSADERS IS GOOD(盛り上がりました)
MY CHEMICAL ROMANCE(途中から、3Fスタンドより)
MUSE(マシュー!!!!!!!!!!)
LINKIN PARK(スタンドから)

いやー、詳細はまた書くとか書かないとか、諸説入り乱れておりますが、楽しかったdeath!

ということでまた。
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