漸く京極先生の分冊文庫版の最新刊が出たの読み出したタナカさんです。こんばんわ。
今日昼を食っているときにちょっと話題に上がった話で、「小学校のころの読書感想文」って云うのがあったのですが、あれって何を書くものなんでしょうね?
…というか、小学生にいったい何を求めるものなのかと。
本を読むのは好きな方なんですが(小説もですが、修士号持ってるだけあって哲学書やら何やらまで読んだりしますし)、小学生の頃どうだったかというと、特別好きでもなかったし、所謂ライトノベル的なものは別にして、大して理解して読むことはできなかった様に思うわけです。
覚えている限りで小学校のときの課題図書で読んだのが「銀河鉄道の夜」、中学校のときが「人はなんで生きるか」だったわけですが、当時の自分がそれらをちゃんと理解して読めていたかというと甚だ疑問です。というか、本当の読書体験にはある程度の経験則も必要ですし、「自分が求めて読む」ということがさらに重要なのだと思うのです。
とまあ、そんなこんなで何が言いたいかといえば、読書感想文って、もっと自由であるべきなのかなーということです。強要されて読んでも身につくものは少ないし、本当の読書体験は得られないのではないか、と。何でもいいから読んで、単純に思ったことを書き記す。文字数指定とかもなし。そうすればもっと本を読むことの愉しみを理解できる確率もあがるんじゃないかと。
…まあ実際今の教育体制がどう変わっているかとか知らないんで、ただの思いつきですが。
まあ話のついでですが、過去に個人的にステキな読書体験をできた本(要は好きな本)をちょろっと紹介。新旧気にせずな感じで適当に。読んだことないって云う人には一応お薦めということで。
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』
京極夏彦『絡新婦の理』
飯田譲治・梓河人『アナン、』
伊坂幸太郎『重力ピエロ』
石田衣良『娼年』
白石一文『私という運命について』
まあ他にも好きなものはありますが、取りあえずこんなところで。
そのうちレビューとかもちゃんと書こうかな…書いてるやつも結構適当に書きっぱなしなので。
http://booklog.jp/users/exitdesign
しかし、せっかくサイトをこさえたのに何もしないのも勿体無いので、この場を用いてまた久しぶりにカキモノをアップしてみようかなーなどと思う今日この頃です。何気に数多くある趣味のひとつが物語を紡ぐことだったりするので。
…小手調べに昔書いたのでもちょっと手を入れてあげる…かも。
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